Rick-Rack


2009年に結婚。激動の一年でした。2010年もいい年になりますように。
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ざらざら

f0017510_23253933.jpg「ざらざら」
川上弘美 著
2006年7月 マガジンハウス

雑誌「クウネル」他に掲載された、23の短編作品集。
大半の作品は「クウネル」ですでに読んでいたものでしたが、
時間が経ってから読み返すと
以前に読んだときとはまた違った文章が心に残ったり。

  
  修三ちゃんには、いつも恋の相談に乗ってもらう。
  間違えてあたしがふたまたをかけてしまった時も、
  どうしても片思いをあきらめきれなかった時も、
  修三ちゃんはものすごく簡潔な助言をしてくれた。
  ふたまたの時は、
  「どっちの片方を選んでもきっと後悔するから、両方やめたらぁ」。
  片思いの時は、「時間の無駄ぁ」。
                               ~「コーヒーメーカー」


  人もすなる結婚というものをわれもしてみん、
  というわたしたちのおずおずとした気分など、
  ミコちゃんはぜんぜん理解しない。
  男が自分に飽きてしまうかもしれないと恐れる気持ちも、
  去った男にうじうじ執着する気持ちも、
  「次」なんかどうやって見つけたらいいのという意気地のなさも、
  ミコちゃんにはぜんぜん理解できないのだ。
                               ~「ときどき、きらいで」
  
   
  「信じられる男がいるんじゃなくて、
   信じようって女が決めるかどうか、それが問題なのよ」
                               ~「笹の葉さらさら」


数年後に読み返したら、そのときは、
今とはまた別の文章が心にひっかかるんだろうな。
・・・というより、そうあってほしいな。自分。
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by rick-rack | 2006-08-13 23:22 | 読書
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