Rick-Rack


2009年に結婚。激動の一年でした。2010年もいい年になりますように。
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若冲展

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先々週のこと。
上野の東京国立博物館で開催されている
「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」に出掛けてきました。

若冲とは、江戸時代に活躍した京都出身の日本画家、
伊藤若冲のこと。
そして”プライスコレクション”というのは、
アメリカの資産家のジョー・プライス氏による
日本画のコレクションのことを指します。

わたしが若冲のことを知ったのは、
恥ずかしながら、ほんの一月ほど前のことでした。
たまたま観ていたテレビ番組がきっかけ。

でも、その絵をみたとたん、ひとめぼれ。
「このひとの作品、好きだ!」って。
そういうときの感覚って理屈じゃないし、
そして、後から考えても、たいていハズレていないのです。

その日から数日後。
通勤のときにみかけた駅のポスターが、
こないだテレビで見た、若冲の作品に似ている・・・。
よくよくみると、まさしく「若冲と江戸絵画展」のご案内でした。

なんといいタイミング!これはぜひとも行かねば!
というわけで、いざ、上野の森へ。



「若冲と日本の絵画展」という題名どおり、
若冲の作品だけでなく、同時代に活躍した日本画家の作品も
たくさん展示されており、大きく五つに分類されています。

第一章 正統派絵画
第二章 今日の画家
第三章 エキセントリック
第四章 江戸の画家
第五章 江戸琳派

そして、若冲の作品は「第三章 エキセントリック」に分類されていました。
広い展示室のまるまる一室、若冲の作品のみの展示に使用。
それはそれは、贅沢な空間でした。

どの作品も素晴らしかったけれど、
やはり感動したのは「鶴図屏風」「鳥獣花木図屏風」の2作品。
ふたつとも、大きさもさることながら、作品としての迫力に圧倒されました。

あと、個人的にとても気に入ったのが、「伏見人形図」。
ほかの作品とくらべ、一見地味な掛け軸なのですが、
その描かれた人形の表情をみていると、なんとも穏やかな、
微笑ましい気持ちが湧いてくるのです。

若冲以外の作品では、長沢芦雪のものが印象的でした。
いくつか展示してあって、どれも好きだと思いましたが、
特に「白象黒牛図屏風」「幽霊図」が良かったです。
あとは葛蛇玉の「雪中松に兎、梅に鴉図屏風」。
黒く塗りつぶした背景に散る、
白い雪と兎とのコントラストがすばらしかった。

そして、この「白象黒牛図屏風」「雪中松に兎、梅に鴉図屏風」などが
展示されているエリアは、作品をガラスケース越しではなく、
直に観ることができるようになっており、同時に照明も一工夫されています。

そして、これらの工夫は、ジョー・プライス氏の、
「日本美術を鑑賞する際、光の果たす役割は非常に重要である。」
という考えによっての演出だそう。
「自然光のように変化し、作品に表情を与える陰影ある光」
(若冲と江戸絵画展 コレクションブログより)
によって、これらが創作され、楽しまれた江戸時代を彷彿とさせるような
雰囲気が再現されていました。

東京国立博物館の展示は7月4日-8月27日まで。
その後、京都国立近代美術館で9月23日-11月5日まで行われます。

普段はアメリカ・オクラホマで保存されているこれらの作品たち。
日本でみられる機会はそれほど多くはありません。
できれば、8月中にもう一度鑑賞してきたいと思っています。

<参考>
「若冲と江戸絵画展 コレクションブログ」
東京国立博物館ホームページ
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by rick-rack | 2006-07-25 21:22
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