Rick-Rack


2009年に結婚。激動の一年でした。2010年もいい年になりますように。
by rick-rack
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ぞくりと切ない

f0017510_2263038.jpg「押入れのちよ」 荻原浩 著
2006年5月 新潮社

「今ならこの格安物件、
 かわいい女の子が
(14歳・ただし明治生まれ)
 ついてきます-。」
 (帯部分より)


書店で久々に「ひとめ惚れ」した一冊。
何が魅力的かって・・・。
タイトルと表紙と帯のキャッチコピー、
そして荻原さんの作品だということも大きいかな。

荻原さんの作品は映画化された「明日の記憶」しか読んだことはありませんが、
この前に発売された「ママの狙撃銃」も、買うかどうか迷いに迷って、
結局あきらめたんです。
エンタテインメント系の本は一度読むと読み返すことがほとんどないから、
単行本で買うのがちょっともったいないような気がして。

でも、この「押入れのちよ」は買って正解でした。
9つの短編が納められている作品集なのですが、
一押しはやはり表題作の「押入れのちよ」。
ダメダメな若者(主人公)と、明治生まれの幽霊・ちよとのやりとりがクスリと笑えます。
なんたって、幽霊のちよちゃんがかわいい。
カルピスウォーターとビーフジャーキーが好きな幽霊って・・・いい味だしてます。

あとは、最後にある「しんちゃんの自転車」も個人的には好き。
子供時代に体験した、ちょっと切ない「あの世」との交信のお話。
10年ちょっと前になくなった従兄弟のことを思い出しました。
あ・・・そういえば、そろそろ命日だなぁ。。。

ほか、学生時代の淡い恋の思い出話を描いた「コール」もよかった。

「明日の記憶」といった感動作以外の荻原作品も、なかなか面白いです。
[PR]
by rick-rack | 2006-06-16 02:52 | 読書
カテゴリ
以前の記事
おしらせ
*トラックバックについて

 送信元記事に
 このブログへの
 リンクが存在しない
 場合はTBを
 受け付けません。
 (エキサイトブログ
 以外)
 ご了承ください。
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧